「犬鳴トンネル事件」とは・・・
犬鳴峠(いぬなきとうげ)は
福岡県宮若市と福岡県糟屋郡久山町との境を跨ぐ峠。
1988年12月に犬鳴トンネルで
リンチの末に焼死させた殺人事件のことです。
福岡県田川市の無職少年5人が
殺人と逮捕監禁容疑で捕まりました。
デートに使う目的で
犬鳴トンネルで車を窃盗しようとしていた少年達ら5人。
偶然見つけた知人工員(20歳)から自動車を脅し取り
事件の発覚をおそれて工員を監禁しましたが、工員が逃走を図ったため
7日に粕屋郡犬鳴峠でガソリンをかけて焼き殺しました。
未成年がリンチの末に、ガソリンをかけて焼死させるというのは
かなり衝撃的な事件です。
また犬鳴峠周辺の地域にはいくつか怪談が存在していて
心霊スポットになっています。
稲川淳二 恐怖の現場 2 [DVD]
の
福岡県の旧犬鳴トンネルを訪れる「狂気の殺人トンネル」など
禁断の心霊スポットを徹底検証!などという作品も出ています。
犬鳴村にまつわる都市伝説などもあります。
「この先日本国憲法通じません」と書かれた板が立ててあり
斧を持った精神異常者の村人に惨殺される・・・。以下、ネタバレ・・・。
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近年で殺人事件と呼べるものは、今回のワードの事件の他に
犬鳴ダムで2000年に死体遺棄事件が発生しているくらいでしょうか。
旧道はヘアピンカーブが連続していて、狭いトンネルをくぐる交通の難所でした。
田舎なので動物の飛び出しも多く、暴走族も・・・。
そして交通事故が相次いで起きてしまい、怪談話がつくられていきました。
その後、工場がある関係で大型トラックやダンプカーなどが多数通行するので
新トンネルを作り、道幅も広げました。
旧道は不法投棄が多くて、暴走族の溜まり場となっていたので
新トンネルの完成もあり、閉鎖されただけです。
宮若市にはかつて本当に「犬鳴村」が存在していましたが
1889年に町村制度の施行で周辺の4村と合併して「吉川村」になり
その後の合併で「若宮町」に含まれ、現在では「宮若市犬鳴」となっています。
地元住民の方は「犬鳴村」のデマ話で迷惑していますし
福岡県民の中でその都市伝説を信じている人を見つけるのはかなり困難でしょう(笑)
ただし現在は閉鎖されていて入れませんが
旧犬鳴トンネルの中を夜中に1人で歩ける人は、とても少ないですよ。
・・・閉鎖された真っ暗なトンネルってだけで怖い雰囲気なのに
殺人事件が起きた場所なんて、、、、、、、ねぇ。
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